中心性漿液性脈絡網膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう)とは

中心性漿液性脈絡網膜症とは、網膜の中心にあり、物を見るのに最も大切な部分である黄斑部がはれ、視力が低下する病気です。黄斑に水がたまり、見えにくくなります。片方の目に発症することが多いのですが、時に、両方の目の発症することもあります。ほとんどは良好な経過をたどり自然に治ることが多い病気です。

原因はよくわかっていませんが、どんな人に起こりやすいかはわかっています。
30~50代の働き盛りの男性、正視ないし軽い屈折異常の人に起こりやすいことが知られています。忙しい人や忙しい時に起こる傾向がみられるため、ストレスが誘因になるともいわれています。

中心性漿液性脈絡網膜症の症状

中心性漿液性脈絡網膜症の症状は、浮腫の部分によって、中心部が見えにくくなったり、ゆがんで見えたり、小さく見えたりなどの自覚症状があります。また、字が読みづらくなるので、眼精疲労を起こしやすくなったりします。治ったあとも、何となく見えにくいという症状がしばらく続くことが多いようです。治癒と再発を繰り返したり、何年かして再発することも珍しくありません。

中心性漿液性脈絡網膜症の治療

この病気は、失明するということはありません。自然に治ることもありますので、しばらく様子をみることもあります。大抵は2~3カ月で自然に治る傾向があります。
しかし、いったん良くなっても再発することが多いので注意が必要です。しみ出しの部分が黄斑の中心(中心窩)から離れている場合は、レーザー光凝固治療が行われることもあります。
レーザー治療には、回復までの期間を早めたり再発を予防したりする効果があります。しかし、しみ出し部分が中心に極めて近い場合、レーザー治療はできないので内服薬による治療が一般に行われます。

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